大地は語る2011 ~読み解こう!! 地球の歴史~(2011年「地質の日」記念イベント)

大地は語る2011は終了しました。
たくさんの方のご来場、ありがとうございました。
当日の様子
当日の様子


京都大学 地質学鉱物学教室・総合博物館 共催 2011年「地質の日」記念イベント 大地は語る2011 ~読み解こう!! 地球の歴史~

*背景写真:ロシア、ルスキー島の約2億5千万年前の地層
国立科学博物館・重田康成博士のご厚意による

日本で最初の地質図が1876年5月10日に発行されたのにちなんで、5月10日は地質の日です。
私たちの住む大地について学んでみましょう。

日時 2011年5月14日(土)15日(日) access
場所 京都大学総合博物館
1階ロビー・ミューズラボ
申込 申し込みは不要です。博物館へ直接お越しください。
参加費 無料です。ただし、博物館への入館料は必要です。
一般400円 / 大学生・高校生300円 / 中学生・小学生200円 / 70才以上の方、身体障害者の方は入館無料です。
問い合せ先 京都大学総合博物館
TEL 075-753-3272
ダウンロード A4ビラ
A3ポスター

*イベントは終了しました

主な展示・企画

京大地質学の最前線! 最新の ‘地識’ あります
現在、京大理学部地質学鉱物学教室のメンバーが取り組んでいる最新の研究内容を、研究試料の実物を交えて紹介します。
14, 15日
終日
5億年前の立体‘ミジンコ’化石
  ‐群馬県立自然史博物館共同展示

地震の化石―シュードタキライト
過去の気候を刻む鍾乳石
現在を見て過去を知る―骨の世界
月や火星の歴史を探る
他、多数
特別展示「関東大震災 新聞&書簡公開」
 1923年関東大震災――90年前日本を襲った大地震は、当時の人々にどのような衝撃を与えたのか。

大地は語る2011では、京都大学総合博物館の提供により、関東大震災当時の様子を知ることのできる貴重な資料として、関東大震災当時の静岡新聞と、先遣調査団から小川琢治博士へ送られた手紙を公開しています。

※小川琢治博士:京都大学理学部地質学鉱物学教室の祖。湯川秀樹博士の父。

フロンティア・レクチャー
最新の研究をわかりやすく紹介していく、ミニ講義シリーズです。
14日には院生、15日は教員の講義が予定されています。
場所:総合博物館1階 ミューズ・ラボ
14日
田中 誠 13:00~
 「地震の化石」
柳澤 達彦 13:30~
 「Let's go フィールド! ~野外調査は地質学の基礎だ!の巻」
吉田 健太 14:00~
 「水も滴るいい地球」
渡辺 順也 14:30~
 「日本にもいた飛べない鳥」
岡林 識起 15:00~
 「宇宙から落ちてきた石~太陽系の歴史を読み解く~」
15日
佐藤 活志 助教 13:00~14:00
 「プレート境界断層のそばの小さな断層たち」
前田 晴良 准教授 14:30~15:30
 「ふんが守った!5 億年前の立体‘ミジンコ’化石」
体験企画! 見て、触れて、理解する
本物を見て触って、観察することが地質学の第一歩。その一歩を、あなたも体験してみませんか?
14, 15日
終日
○化石スケッチ
  化石をよく観察し、スケッチすることが化石研究のはじまりです。
  紙と鉛筆を使って、太古の生物の世界をのぞいてみましょう。
○偏光顕微鏡観察
  岩石だって、うすーく削れば光を通します。削った岩石に光を当てて、「偏光顕微鏡」で観察すると……?
  肉眼では見えない光と結晶の世界をご覧あれ。
14, 15日
随時
○化石クリーニング実演
  採集したばかりの化石は、岩石の中に埋まっていることがほとんどです。
  化石をじっくり観察するには、その中から化石をとりださなければいけません。
  机の上だけでは終わらない地質学の一部を、皆さんのすぐそばで実演&生中継します。
○大地は語る・博物館巡検ツアー
  大学生スタッフがイベント「大地は語る」、そして博物館常設展の一部をご案内します。
  展示物の詳しい解説はもちろん、ひょっとすると研究の裏話も聞けるかも……?

その他